絵本好きな子にしたい!0歳1歳の絵本入門におすすめのしかけ絵本25選
知育を意識しているご両親であれば力を入れている方が多い絵本の読み聞かせ。
東大理Ⅲに子ども4人全員を入れたかの有名な佐藤ママの「3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせした」という話は有名で、1日10冊×3年間で1万冊の読み聞かせをめざす方も増えているよう。
詳しくはこちら
わがやは厳密に毎日やったり記録しているわけではないですが、だいたい1日10冊程度を目安に読み聞かせをしています。
長男が図鑑を持ってくるようになったので、冊数としてはそんなに読めないことも多々ありますが…
ただこの1日10冊の読み聞かせは、子どもが絵本に興味をもってくれないと、なかなかの修行。
(絵本自体を見ていなくても耳に入っていればいいという考えもありますが)
その対応としてわがやでは0~1歳は、子どもの興味をそそるような動きのある「しかけ絵本」を多めに揃えています。
昔から人気のある名作系も読んでほしくて色々揃えたのですが、低年齢のときは長男も次男も普通の本より「しかけ絵本」の方が明らかに食いつきが良かったです。
しかけ絵本を通じて、絵本を読むということの楽しさを知り、だんだんと普通の絵本も集中して聞いてくれるようになりました。
今は「絵本の時間だよー!」と声をかけると、それぞれ好きな本を持って一目散に集まってきます。
親の私から見ると、ふたりともだいぶ絵本好きに育ってくれたなと感じるのですが、その入口は「しかけ絵本」の存在が大きいなと思います。
特に次男は今絵本愛がマックスで、機嫌が悪すぎて手がつけられないときも絵本を読み始めると膝に座ってくれます(長男は最近は図鑑に移行ぎみ)。
今回はそんなわがやで実際に子ども達の受けがよかったもの、それゆえシリーズ買いしている「しかけ絵本」を含めたおすすめの25冊を集めてみました。
全部子ども達の反応が◎だったもののみ!
絵本を読み始めたばかりの赤ちゃん、0歳、1歳向けです。
出産祝いや誕生日プレゼントに絵本を探している方にもおすすめです。
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- おすすめ① あけてびっくりしかけ絵本 ふたをぱかっ
- おすすめ② いろをさがしに(パタパタえほん)
- おすすめ③ くだものさん
- おすすめ④ やさいさん
- おすすめ⑤ ぼうしとったら
- おすすめ⑥ ころりん123(あかちゃんがよろこぶしかけえほん)
- おすすめ⑦ ころりん・ぱ!(あかちゃんがよろこぶしかけえほん)
- おすすめ⑧ あかちゃんのあそびえほん1 ごあいさつあそび
- おすすめ⑨ あかちゃんのあそびえほん2 いないいないばああそび
- おすすめ➉ みいつけた (はじめてのあかちゃんあそびえほん)
- おすすめ⑪ とびだす!うごく!どうぶつ(てのひらえほん)
- おすすめ⑫ とびだす!うごく!たべもの(てのひらえほん)
- おすすめ⑬ りくののりものえほん(のりものしかけえほん)
- おすすめ⑭ はたらくのりものえほん(のりものしかけえほん)
- おすすめ⑮ そらののりものえほん(のりものしかけえほん)
- おすすめ⑯ きょうのおやつは(かがみのえほん)
- おすすめ⑰ ふしぎなにじ(かがみのえほん)
- おすすめ⑱ かがみのサーカス(かがみのえほん)
- おすすめ⑲ きいろいのはちょうちょ
- おすすめ⑳ コロちゃんはどこ?(ボードブック)
- おすすめ㉑ コロちゃんのたんじょうび(ボードブック)
- おすすめ㉒ フライパン (WORK×CREATEシリーズ)
- おすすめ㉓ ドアをあけたら
- おすすめ㉔ 布絵本「ワンダーランド」
- おすすめ㉕ タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000
おすすめ① あけてびっくりしかけ絵本 ふたをぱかっ
新井洋行(角川書店)
絵も可愛く、料理も本当においしそうなので引き込まれます。
やっぱり食べ物が出てくる絵本は鉄板。
長男も次男も大好きです。
おすすめ② いろをさがしに(パタパタえほん)
カティヤ・ロンギ(うさぎ出版)
こちらはとにかく色彩が美しく、不思議と赤ちゃんが釘付けになる絵本。
黄色のみつばちと一緒に庭にある色々な色をさがしにいきます。
しかけをめくると色んな動物が出てきます。
ボードブックになっていて、しかけ部分も厚紙になっているので破られる心配がないのも◎
読んでもらうのも大好きですが、次男はひとりでめくって楽しそうに遊んでいることも。
おすすめ③ くだものさん
tsuperu tsuperu(学研プラス)
しかけ絵本としてはあまりにも有名どころですが、やっぱり子どもの食いつきがいいツペラツペラさんの絵本。
どれも面白いのですが、特にくだものさんはこども達の1番人気!
葉っぱの影にちらりと見える果物。
しかけをめくると、印象的な表情の果物達が木から落ちてきます。
果物ってこんな風に木になって育つんだねという学びもある本です。
おすすめ④ やさいさん
tsuperu tsuperu(学研プラス)
「くだものさん」と同じシリーズの「やさいさん」。
土からにょきっと生えた葉っぱや茎。
しかけをめくると、色んな野菜が出てきます。
大人でもこの葉っぱはジャガイモだったのか!としかけをめくって始めて知ることも。
おすすめ⑤ ぼうしとったら
tsuperu tsuperu(学研プラス)
子ども達が大好きなので、もう1冊ツペラツペラさんのしかけ絵本。
こちらは発想が最高に可愛い。
帽子をかぶった色々な人達。
しかけをめくってその帽子をとると…そこにはびっくりなものが!
特に長男はふなのりさんの帽子をとるところがツボらしく、毎回嬉しそうに聞いています。
おすすめ⑥ ころりん123(あかちゃんがよろこぶしかけえほん)
ひらぎみつえ(ほるぷ出版)
こちらは指先で動かせる輪っかがついている絵本で、赤ちゃんが自分で輪っかを動かして遊びながら、数字に親しめるつくりになっています。
比較的新しく発売されたしかけ絵本で、次男がすごく気に入っています。
詳細は別記事でも書いています
おすすめ⑦ ころりん・ぱ!(あかちゃんがよろこぶしかけえほん)
ひらぎみつえ(ほるぷ出版)
こちらは「ころりん123」と同じシリーズ。
数字ではなく曲線や渦巻の道を輪っかを転がしていくつくりになっています。
まだ数字はちょっと早いかなという低月齢の子にはこっちがおすすめ。
赤ちゃんの力でも簡単に動かせるので、楽しい絵本タイムが過ごせます。
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おすすめ⑧ あかちゃんのあそびえほん1 ごあいさつあそび
木村裕一(偕成社)
こちらは昔から有名な人気シリーズです。
私が子どもの頃にも読んだことがあります。
人気シリーズだけあって、子ども達の食いつきは抜群!
ごあいさつあそびでは、しかけをめくるとやって来たお友達みんなが元気に「こんにちは」とご挨拶してくれます。
みんなで仲良くケーキを食べ、最後にはきちんとお礼を言って帰っていきます。
長年愛されているだけあって、絶対はずさないしかけ絵本です。
おすすめ⑨ あかちゃんのあそびえほん2 いないいないばああそび
木村裕一(偕成社)
「ごあいさつあそび」と同じシリーズ。
赤ちゃんの大好きないないいないばあ!
これも絶対に外さない絵本かと…
何回も読んでいるはずなのですが、次男はいまだに「ばあ!」としかけをめくると大爆笑します。
毎度毎度何がそんなに面白いのかよくわからないのですが、しかけ絵本のいないいないばあは無敵です。
おすすめ➉ みいつけた (はじめてのあかちゃんあそびえほん)
あらかわしずえ(学研プラス)
こちらは学研で出しているあかちゃん向けのしかけ絵本。
動物の鳴き声と少しだけ見える動物の絵をヒントに何の動物かを当てるしかけ絵本です。
すごくシンプルなしかけ絵本なのですが、絵がとても可愛いので、生まれてすぐの頃から子ども達にはよく読み聞かせをしていました。
最初に「わんわん」「にゃんにゃん」を覚えたのはこの本のおかげ。
絵本自体も長くなくあっという間に読めるので、長男が暗記して次男に最初に読み聞かせをしてくれた思い出深い1冊です。
おすすめ⑪ とびだす!うごく!どうぶつ(てのひらえほん)
わらべきみか(小学館)
その名のとおり、ページを開くと動物がどーんと飛び出してくるこちらの絵本。
てのひらにのってしまうサイズで、小さくて持ち運びに便利なので、よく外出先にも持って行っていました。
とびだすというしかけもさることながら、わらべきみかさんのこの素朴な絵が息子達の心をひきつけるようで、わがやではわらべきみかさんが描かれた絵本はかなり愛読しています。
おすすめ⑫ とびだす!うごく!たべもの(てのひらえほん)
わらべきみか(小学館)
「とびだす!うごく!どうぶつ」の同シリーズ。
食べるのが大好きなので、わがやの息子達にはどうぶつよりもたべものが人気。
つくりも細かくて、おにぎりののりをめくって具が見えたり、お弁当もおかずがたっぷりで本当においしそう…
しかけ絵本にしては値段もお手頃なので、シリーズで揃えたくなってしまいます。
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おすすめ⑬ りくののりものえほん(のりものしかけえほん)
こちらはわがやで1番人気と言っても過言ではないくらいお気に入りのしかけ絵本シリーズ。
バスやトラック、新幹線等ののりものがしかけをめくるとびゅーんと走り出します。
のりものの名前とどんなのりものなのかの簡単な説明がのっていて、子どもが最初に触れるのりもの絵本としてもわかりやすくておすすめです。
最後のページは「のりものがいっぱい!」という言葉とともにそれまでひとつずつ出てきたのりものが大集合するのですが、わがやではここで「どののりものが好き?」とひとりずつ好きなのりものを発表するのが定番です。
ちなみにしかけとめくる前と後では同じような絵なのですが、タイヤが止まっているときと走っているときでちゃんとかき分けてあります。
長男が発見して気づき、ちょっとびっくりしました。
気に入りすぎて何百回と読んでるしかけ絵本。今朝も読んでたら長男が「同じ救急車なのにタイヤが違う!」と新しい発見。
— 文系妻@知育×理系夫とふたり育児中👶 (@rikeibunkei20) 2020年8月19日
走ってるときと止まってるときでかき分けてるよう。私も初めて気付いた…https://t.co/PNTcOFwinA pic.twitter.com/TNs1Ho23zX
おすすめ⑭ はたらくのりものえほん(のりものしかけえほん)
「りくののりものえほん」と同じシリーズ。
こちらは工事用車両や緊急車両が勢ぞろい。
恥ずかしながらホイールローダーやブルドーザーの名前も違いもよくわかっていない母でしたが、こちらの絵本のおかげで基本知識を得ることができました。
このシリーズは3冊持っていますが、わがやではこのはたらくのりものえほんが1番人気です。
おすすめ⑮ そらののりものえほん(のりものしかけえほん)
こちらも同じシリーズ。
りくの車や電車を制した後は空へ!
ジェット機やプロペラ機はもちろん、気球やロケットも出てきます。
長男は最近宇宙への興味が出てきていますが、最初のロケットとの出会いはこちらの絵本でした。
3冊とも何百回と読んでいるので、少しよれよれ…
友人の出産祝いにセットであげたこともある思い入れのあるシリーズです。
おすすめ⑯ きょうのおやつは(かがみのえほん)
わたなべ ちなつ(福音館)
子ども達が大好きなので全巻揃えた、かがみのえほんシリーズの第1作。
おいしいホットケーキを焼いて、お茶を入れ、素敵なおやつが二人分出来上がるまでのわくわくする時間を味わえるストーリー。
こんなふうに鏡に絵が映るしかけになっていて、アイディアが本当に素晴らしい。
赤ちゃんはもちろん、大人も楽しめる1冊です。
こちらは長男の通う保育園にもおいてあるのですが、気に入りすぎて家用にもほしいとリクエストされ、購入しました…
おすすめ⑰ ふしぎなにじ(かがみのえほん)
わたなべ ちなつ(福音館)
「きょうのおやつは」と同じシリーズ。
明確なストーリーはありませんが、にじが次々と色々な形に変化していき、子どもの目をひきつけます。
色のコントラストが印象的なので、視覚が発達してきたばかりの低月齢の赤ちゃんにおすすめ。
次男が0歳のときはシリーズの中でこちらを1番気に入っていました。
詳細は別記事でも書いています
おすすめ⑱ かがみのサーカス(かがみのえほん)
わたなべ ちなつ(福音館)
こちらはサーカスでおなじみのバランス曲芸や空中ブランコなどをかがみ絵本のしかけを使って楽しむことができます。
かがみのサーカスに入り込んだ男の子の気分になってわくわくしながら読みすすめることができます。
絵も緻密で、とても綺麗。
3冊ともそれぞれ趣向がこらしてあって面白いです。
デザインもおしゃれなので、贈り物にもおすすめ!
おすすめ⑲ きいろいのはちょうちょ
「きんぎょがにげた」や「そらはだかんぼう」などで有名な五味太郎さんもしかけ絵本を出しています。
男の子がちょうちょを探して黄色いものをどんどん捕まえます。
ところが捕まえてみると、ちょうちょじゃない!という予想外の展開の連続…
絵本のページのちょうちょの部分に穴があけられていて、次のページをめくるとちょうちょではない別のものが出てくるというしかけです。
子ども達がいつも夢中になって聞いてくれるしかけ絵本です。
さすが五味先生。安定の面白さです。
おすすめ⑳ コロちゃんはどこ?(ボードブック)
エリック・ヒル(評論社)
こちらは世界的に有名なコロちゃんシリーズ。
おうち英語をされている方であれば「Where's Spot?」の方がなじみがあるかもしれません。
コロちゃんのお母さんがいろんなところを開けてコロちゃんを探すというストーリー。
しかけをめくるとコロちゃんではないものが次々と出てきます。
めくるのがとにかく楽しいようで、これを開くと次男がにこにこになる一冊です。
おすすめ㉑ コロちゃんのたんじょうび(ボードブック)
エリック・ヒル(評論社)
「コロちゃんはどこ?」の同シリーズ。
コロちゃんの誕生日にお友達と一緒にかくれんぼをするお話です。
しかけをめくって隠れているお友達を探します。
お誕生日会の絵がなんとも楽しそうで印象的な一冊です。
おすすめ㉒ フライパン (WORK×CREATEシリーズ)
きのしたけい・moko(コクヨ)
こちらは2019年発売の比較的新しい1冊。
フライパンでおいしそうな料理をつくる工程を楽しむことができます。
しかけをめくると、ホットケーキがひっくり返ったり、目玉焼きが出来上がったり。
何より絵がリアルで匂いや音が本当にしてきそう…
お腹がすいてしまう1冊です。
食いしん坊のわがやの子ども達にもとても好評でした。
おすすめ㉓ ドアをあけたら
しまだともみ(東京書店)
脳科学者の茂木健一郎さんが帯にコメントを書いているこちらのしかけ絵本。
窓からのぞくと見える動物さんの姿。でもドアをあけたら…実は中にいたのは!という予想外の展開がつづくストーリー。
題名のとおりドアをあけると色々な動物さんが出てくる可愛い絵本です。
動物の種類が少しずつ理解できるようになってくる1歳以降がおすすめ。
現在1歳の次男はドハマりしています。
おすすめ㉔ 布絵本「ワンダーランド」
エド・インター
わがやでは長男のときも次男のときも0歳のときから大活躍していました。
なめたり、床に落としても洗濯できる丈夫さが◎
たくさんある布絵本の中でもエド・インターのものはつくりがしっかりしていて、ひもをほどいたり結んだり、めくったり、マジックテープで剥がすしかけなど、しかけの種類も豊富。
1冊あれば長く楽しめます。
わがやがもっているのは「はじめてのぼうけん」というバージョンで再入荷は未定のようですが、こちらのバージョンもしかけの内容自体はほぼ一緒。
おすすめの1冊です。
おすすめ㉕ タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000
こちらはタッチペンで絵にタッチすると、1000個の単語について日本語と英語の両方の音が聞けるというもの。
図鑑ではありますが、子ども達が大好き過ぎるのでちょっと無理やりしかけ絵本カテゴリーに入れさせてもらいました。
これはボードブックでつくりもかなり丈夫なので、0歳1歳にも安心して遊ばせることができます。
タッチペンがおしゃべりしておしえてくれるというしかけに、わがやの次男は夢中です。
詳細は別記事でも書いています
そんなわけで、わがやで好評だったおすすめのしかけ絵本を25冊紹介させていただきました。
こうして一気に並べてみると、息子達にしかけ絵本をかなり色々読んだんだなとちょっと感慨深いです。
しかけがついていれば何でもハマってくれるというわけでもないので、子どものそのときの好き嫌いや興味に合わせて選んであげるといいと思います。
(わがやの場合は、食べ物とのりものは絶対はずさないです)
みなさんの絵本選びの参考になれば幸いです。