3歳からの公文式★3か月経って感じた効果と感想
4月から年少さんになった長男。
3月から公文式に入会したので、丸3か月が経ちました。
最近の取組みの様子を長男の変化も踏まえてレビューしてみようかと思います。
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現在の進度
現在、国語は2Aが終わってAⅠに入ったところ。
5Aから始め、4A→3A→2A→AⅠときました。
内容としては、ひらがなの音読や簡単な文章問題が終わり、カタカナの練習が始まりました。
算数はAをやっていて、たし算が終わり、簡単なひき算をやり始めたところです。
4Aから始まり、3A→2A→Aときました。
たし算と同様にー1、ー2、ー3…と少しずつ難易度が上がっていきます。
ちなみにずんずんは1回ずつやり、すでに終了したので、今は国語と算数だけやっています。
ずんずんはとても楽しかったようで、長男は終わってしまって少し残念そう…
これまでの取組みペース
現在は国語は1日5枚(週末は10枚)、算数は1日10枚ペースで続けています。
国語については初期の簡単な読みのものは一日20枚ペースで出してもらっていたこともあったのですが、書く練習が始まってからは10枚ペース、2Aに入って難易度が上がってきてからは5枚ペースで出してもらっています。
国語の書きは最初はとにかく丁寧にやることが大切!という先生の意向もあり、長男の字の状態を見てもらいながら調整してもらってここまできました。
まだまだなところもありますが、とりあえず読める字を書いているので国語については焦らずに丁寧に進めていこうと思っています。
文章問題も自分で問題を読んで答えを書けるようになってきました。
算数については本人が楽しそうにやっていることもあって1日10枚ペースを入会当初から維持しています。
特にたし算の難易度が上がってからは全て3回ずつ出してもらって、繰り返しの演習を重ねてきたのでかなり力がついてきたのを感じます。
1日10枚というのは未就学児には結構ハードルが高いですが、わがやでは朝5枚、夜5枚と分けてやることで飽きがこないようにしています。
ちなみに3か月経ち、リズムができてきたので、教室に通う日は週2から週1に減らしました。
今のところ、特に支障はなし。
内容もまだ簡単な計算や読めばわかるレベルの問題なので、先生が何かを直接おしえてくれるというよりは、出来を見ながら進度を決め、やる気が出るように上手に褒めてくれるというところ。
週1でも充分効果はあるようで、親の負担や園生活との両立を鑑みると、わがやにはちょうどいいペースかなと思います。
毎回宿題を100枚もらってくるので、荷物は重くなりますが…
3か月経って感じた効果
まず学習習慣がきちんと定着したことがかなり大きいです。
朝ごはんを食べた後と夜寝る前、私が置いておいたプリントを自らとってくるようになってきました。
もちろん「遊びたい!」と言って席に着かない日もありますが、全くやらないのはなんだか気持ち悪いようで、少し遊ぶと「そろそろやる」と言って戻ってくることが多いです。
そういうときは少し枚数を減らしてあまり負担にならないようにしています。
国語については、ひらがなをかなりスムーズに読めるようになり、大人が見ても読める字を書くようになってきました。
絵本や説明書、外の看板や注意書き等も積極的に読んでくれます。
これまでは読めると言ってもせいぜい短い絵本くらいだったのですが、簡単な童話や昔ばなしなどの長い文章を積極的に読むように!
読みながら意味を理解するということもできてきているようです。
公文式の国語にはどの教材も「おんどく」の問題があり、結構な量のお話をこれまで読んできた長男。
おかげで読むことに慣れ、その楽しさが少しずつわかってきたようです。
書くことについても楽しくなってきたようで、夕ごはんのメニューを私から聞いてメニュー表をつくったり、祖父母に送る手紙を書いたりしています。
彼の「読みたい!」「書きたい!」という欲求が感じられる場面が増えてきて、親としては嬉しい限りです。
算数の効果は、とにかく計算問題をミスせず早く解くというのができるようになってきたこと!
まだたし算、ひき算なので基本の部分ではあるのですが、ここでつまづくと後々筆算をするときや桁の大きい数の計算をするときに大変なので、たし算ひき算はかなり慎重にやっています。
プリントの回数を3回ずつに増やしてもらったのもそうですが、単に丸暗記とならないように最初は手元に100玉そろばんを置いて一緒にそろばんの玉で数を確認しながらやりました。
こちらは小さくて卓上で使うのに便利!
5ごとに色が変わっているのでいちいち数えなくても、瞬時に数を理解する練習にもなります。
算数は日常の中でも使う場面が多いので、「さっき5個食べて、3個おかわりしたから全部で8個…」とひとりでぶつぶつ計算していたりします…
ひき算を始めてからは0より小さい数が気になったらしく
「お母さん、3ー3は0でしょう?3-4も0でいいの?」と質問が。
「3-4は0よりひとつ小さくなるからー1、3-5は0より2小さいからー2になるんだよ」
と言うと、
「じゃあ3-10はー7で、3-11はー8ってこと!?へー!初めて知った!!」と興奮していて親の方がびっくりしました。
基礎を固めたことで応用力もついてきたようです。
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3月末時点での全国順位
公文式では四半期ごとに本来の学年より先に言っている生徒には「進度一覧表基準認定証」という賞状のような認定証がもらえます。
長男は3月入会なのですが、今回初めて3月末時点の認定証をいただいてきました。
1か月ほど公文式をやってみての成果…ということになりますが、未就学児は学年より先に行きやすいのでもらいやすいようです。
認定証には教材の進度の記載とともに、全国順位と都道府県別の順位が載っています。
算数は300番台(都道府県順位は80番台)
国語は1100番台(都道府県順位は100番台)
国語は算数よりも母数が多いので、順位だけで言えば算数の方が上位を狙いやすいそうです。
親としては思っていたよりも上の方だなという印象だったのですが、これは家庭学習である程度基礎ができていたので(ひらがなが読める、数字が書ける等)、少し上の教材から始められたのが大きいかなと思います。
あくまで進度の順位です。
次は6月末時点の進度でまた順位が出るようなので、今後どう変わっていくのか見守っていきたいと思います。
正直な感想
公文式を3か月続けてみて、基礎力を養うにはかなりいい教材だなと感じています。
はじめはまだ長男には難しいかなと思っていた問題でも、同じプリントを何度も繰り返すことで確実に力がついて簡単に解けるようになっていきます。
繰り返すことで力がつくというのを親の立場でも身をもって感じられます。
これを家でドリル等を使ってやろうとすると、親がどの問題を何回やるかを調整し、子どもが飽きないように工夫しなければいけませんが、
ベテランの先生は子どもがひっかかりやすい教材や分野をしっかりわかっているので、適切にプリントの進度を調整してくれます。
そして先生に「いい?ここは大事なところだから何度も解いてすらすら解けるようにならないといけないよ」と言われると、素直にプリントをこなしてくれる長男…
本当に第三者からの一言は重みがあってありがたいです。
前回ひっかかっていたプリントがすらすら解けるようになると本人も嬉しいようで、「昨日は間違えたけど、今日は100点だった!」と嬉しそうにしています。
幼いながらにわからなかったものがわかる!という嬉しさを感じてくれているようで親としては始めてみてよかったなと思っています。
わがやはこの3か月、声掛けの仕方に悩んだりと苦労もありましたが、比較的スムーズに公文式が日常になじんだなという印象をもっています。
それはひとえに公文式を始める前に家庭学習の経験をそれなりに積んでいたことが大きいと思います。
特にがんばる舎や七田式プリントのプリント方式の家庭学習をこなすことに慣れていたことで、公文式のプリントをやること自体への抵抗感はほとんど感じられませんでした。
それでも集中力が続かなかったり、ふざけてばかりで全然始めないときは若干親の私がいらっとしてしまうことは多々あったので、長男がプリント慣れしていなかったらもっと前途多難だったような気がします。
正直、家庭学習がうまく進まないときよりも公文式が進まないときの方が親はいらっとすると思います。
特段締め切りのない家庭学習と違い、公文式は次の公文の日に宿題を提出するという締め切りがあります。
宿題が終わっていなくても、先生に怒られるわけではなく、教室で終わらなかったところから始めればいいだけなのですが、「宿題」と言われると「きちんと終わらせなければ!」と思ってしまうのが親心。
スムーズにすすまずにたまっていくと親の方がはらはらしてしまいます…
あくまでわがやの場合ですが、家庭学習の頃はめざす理想スケジュールはあっても、もう少しゆるやかな気持ちでやっていたなと思います。
さらには家庭学習よりは費用もかかるので、本人が真剣にやらないならもったいないなと思ってしまうことも。
そのため、個人的には未就学児の公文式を長続きさせるコツは、子どもがプリント学習に慣れ、親子ともに気持ちに多少余裕をもってすすめられるようになった状態で始めることかなと感じています。
もちろんいきなり公文式をやり始めてもうまくいくお子様もいるとは思うのですが…
わがやの場合は過去の家庭学習で得た効果を本当にありがたく感じました。
次男も公文式にいれるのであれば、おそらく家庭でプリントにある程度慣れさせてから…という方式をとると思います。
教材の内容にはとても満足しているので、あとは慎重に長男との相性をみていきたいと思います。
今後も無事に続けば、また定期的にレポートしてみます。