【年少編】やってよかった知育・学習まとめ
今回は長男が年少さんの学年である3歳から4歳のときにやっていた知育や学習のまとめ。
知育や学習…と言ってもだいぶ範囲が広いので、色々一緒にやってみた中でも、基礎知識をつけたり興味関心を広げるきっかけになったなと特に実感したものをピックアップしていきます。
長男が年少になったのと同時に私は下の子の育児休暇から復職したので、あまりじっくり時間をとるということはできなかったのですが、事前に1年かけてこんなことを一緒にやりたいなというイメージができていれば、隙間時間や休日を使って充分色んなことにチャレンジできます。
長男の年少さんの年はコロナに振り回された1年だったので、お出かけ関係はあまり充実させられなかったのですが、今であれば紹介する内容にプラスであちこちお出かけや旅行をして色んな経験をさせてあげたかったなと思います。
(その代わり、近場の大きな公園で毎週末遊び、四季の変化や虫や植物をじっくり観察できたのはよかったかなと!)
年少さんになったわが子にどんなことをさせたらいいのかな?と考えるきっかけや参考になれば幸いです。
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★家庭学習関連
Z会年中コース
Z会の幼児コースは年少のひとつ前の学年のときから始めました。
コース自体は年少からしかないので、1年先取りしていくかたちで、年少の年には年中コースを頑張っていました。
ワーク等で読み書き・知識も身につくのはもちろん、「ぺあぜっと」という体験型の教材がおすすめです。
親としては自然や化学に触れて色んなことを学んだり経験してほしいとは思うものの、
図鑑等を見ても何から一緒に学んでいいかわからず…
具体的にこんな植物を探してみよう!こんなものをつくってみよう!と、季節に合った教材が届くので、子どもと教材を見ながらスムーズにすすめられるのよかったです。
おかげで四季の植物、虫、イベント等、長男は私よりも断然詳しいです…
年少コースはもちろん、月齢が早かったり、成長が早い子には飛び級という選択肢もおすすめです。
教材の内容についても書いています↓↓
公文式(国語・算数)
年少さんになる直前の3月から公文の国語と算数を始めました。
国語は5Aから始め、
4A→3A→2A→AⅠ→AⅡ→BⅠ→BⅡときました。
1年間で7教材すすんだかたちです。
算数は4Aから始め、
3A→2A→A→B→Cときました。
1年間で5教材。復習もしっかりしながら頑張りました。
ずんずんも頑張り、1年間で本人がほしいと大騒ぎしていたオブジェ(3学年先学習相当でいただけるもの)もいただくことができました。
公文式オフィシャルサイト KUMON(くもん) | 公文教育研究会
公文の詳細は語ると尽きないので、別記事で…笑↓↓
ORT(Oxford Reading Tree)
ORTはイギリスのオックスフォード大学出版が出している絵本シリーズです。
英語絵本の読み聞かせ、かけ流しはほぼ毎日していたのですが、少し能動的に読む習慣もつけたいと思って3歳のときにとりいれてみました。
Maiyaペンというページをタッチすると文章を読み上げてくれるペンを使って読んでいきます。
1日最低1冊という目標をつくって、時には一緒に時には自分で読むということを続けていました。
あっという間に読み終えられる短い本なので、所要時間は2~3分です。
お話が面白かったときには「もっと読みたい!」と自分で5冊程度読む日もありました。
ストーリーが面白いので、最初は英語がわからなくても楽しく読めるのがポイント。
毎日読んでいるうちに知っている単語が増えてきます。
年少さんの間は主にレベル1~4の短めのものを読んでいました。
年中さんからは公文英語もやってみたいなと思っていたので、少し英語に慣れるステップとして取り入れていたものです。
結構お高い教材なのですが、中国版を選ぶことで比較的リーズナブルに購入しました↓↓
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★知育関連
国旗・世界地図
ちょうどオリンピックがあった年だったので、園で国旗や国歌を見たり聞いたりする機会があったようで、興味津々だった長男。
これは良い機会だなと思い、一緒に主要な国の国旗と場所をまずは絵本の読み聞かせを通して一緒に学びました。
さらにダイソーで売っている国旗カードでクイズをしたり、かるたをしたりとゲーム感覚で発展させました。
使用した絵本はこちら
その上で公文の世界地図パズルを導入。
ものすごく喜び、何度も繰り返して遊んでいました。
ちょうど興味をもったタイミングで導入することができたので、はまってくれたようです。
その後も国旗にハマり、自分でほしい!と本屋で言って買ってきたのがこちら。
字が細かいので、読むのは大変だと思ったのですが、大人の読み聞かせを待ちきれずに自分で読み始めました…
自力読みは親がレベルにあったものをすすめるよりも、興味とかけあわせるとスムーズにすすむんだなと実感。
私自身は国旗にそんなに詳しくなかったので、息子の国旗ブームを通して改めて学ぶことができ、とても楽しかったです。
都道府県・特産品調べ
都道府県については、2歳頃から興味をもつ環境をつくるようにしていたのですが、年少さんになり園で年長さんがつくっている日本地図を見て、自分もやりたい!覚えたい!という思いがより一層強くなったようです。
そこから一気に都道府県名はもちろん、場所や特産品を一通り覚えてきました。
ニュースでもどこの都道府県で起きたニュースなのか、どこでとれた野菜なのかに興味をもち、日常に触れる話題への理解がより深まったように思います。
取組みの詳細は別記事で紹介しています↓↓
野菜・果物の品種調べ
こちらはもともとリンゴジュースの飲み比べをきっかけに同じ野菜・果物でも味がちがう!ということに興味をもった長男に合わせて一緒に調べたものです。
野菜や果物を買うときに違う品種のものが売っていれば、複数購入して家で食べ比べ、図鑑でそれらの品種の特徴や産地を調べました。
何かに書き残したりするわけでもないゆるい取り組みなのですが、わからないことがあればすぐに図鑑!という習慣がつきましたし、図鑑をひらくことによって他にどんな品種があるのかを知ることで知識も増えました。
あまおうととちおとめを比べたり、紅あずまとシルクスイートを比べたり、プチトマトも赤、黄色、緑、黒で味が違うのか等を一緒に食べ比べしました。
わかりにくいものもわかりやすいものもありましたが、よく味わって食べるくせもつき、親も楽しい取り組みでした。
愛用中の図鑑↓↓
旅行のしおり作り
旅行大好きなわがやなのですが、コロナでしばらくは自粛の毎日…
感染者数が落ち着き、旅行者も増えてきたタイミングで、コロナが始まって以来初めての子連れ旅行へ行きました。
他の用事もあり、長男がのぞみに乗りたい!と主張したこともあり、場所は京都になったのですが、少し子どもが楽しむには難易度が高いかなと思っていました。
そこで事前に写真が多めのガイドブックを買い、それを見ながら長男と一緒に旅行の日程をたてました。
その後に長男に旅行のしおりの作成を依頼したところ、書けるようになったばかりのひらがなと絵でだいぶ几帳面で細かい性格の出た立派なしおりをつくってくれました。
新幹線の時間や注意事項なども書き込んでもらい、人数分をコピーしてみんなでそれを見ながら旅行の日程を過ごしました。
どこに行くのかもわからないままただ参加するのではなく、自分でしっかり調べ、積極的にリクエストを出してくれたので、濃い思い出になったようでした。
ちなみに見た目の派手さにひかれたのか、「金閣寺に行きたい!」とリクエストしてくれたので、金閣寺と銀閣寺を中心にアクセスのよい小さな観光地をいくつか回りました。
食べたい!と言っていた生麩や湯豆腐も食べられてとても幸せそうでした。
ガイドブックは写真の量重視でるるぶにしました。
こども向けスポットを紹介してくれるるるぶもあります!
絵本の自力読み
ひらがなをマスターした後、絵本を読み聞かせから自力読みのステップにすすめたいなと思っていたのですが、どうすすめればいいのか少し悩んでいました。
読んで!と持ってくるものを「自分で読んでみよう!」と言うのもなんだか違うし、「これ面白いから読んでみて!」と言っても素直に読むような年頃ではありません…笑
公文式の宿題で少しずつ文章を読むものが出てきて、比較的スムーズに読むようになってきたタイミングを見計らって、弟の絵本読み聞かせ係に任命しました。
毎日2冊分を長男の担当にし、次男が選んだ本を読んでもらうことに。
次男が選ぶので、短い絵本が多めなのですが、時々本格的な絵本を持ってくることも…
「にーにー!お願い!」
と言われると、「これは長いよ…」と言いながらも、断りきれずに頑張って読んでいました。
下の子がいないおうちでは、ぬいぐるみをお客さん代わりに読み聞かせをしてもらったり、親戚を巻き込んで絵本の発表会を開いたりと、責任感のある役割を与えてあげるといいかもしれません。
声に出して音読することで読むことになれたのか、だんだん自分の興味のある本を自力で黙読する場面も見られるようになってきました。
クラシエの知育菓子シリーズ
これはもう全種類やりつくしたのではないかと思うほど、ハマっていました。
説明書を読みながら、さまざまな材料を順番に混ぜたり型に入れたり切ったりすることで色々な料理やお菓子が出来上がります。
Z会のぺあぜっとをきっかけに料理に興味をもったのですが、火や包丁を使うのはもちろんひとりでは危ないので終始ついていないといけなかったのですが、こちらは火も包丁も使わずにできるので、安心してひとりで作業してもらうことができました。
もちろん最初は少しサポートもしましたが、自分で説明書が読めるようになってくると、新しい商品でも完璧にひとりでつくることができるようになりました。
細かい作業が多いので、巧緻性を養うことができますし、最後はおいしく食べることができるので重宝していました。
デメリットはひとつのお店で多くて3種類くらいしか売っていないので、あちこち色んなお店を探す必要があったことです。
新しいものをつくりたい!と言われてしまうので、最後はネットでまとめ買いしました…
スーパーやおもちゃ屋さんでも売っていますので、ぜひ見かけたら試してみてください。
博物館めぐり
博物館にはよく遊びに行っていました。
大きな博物館も楽しいのですが、子ども的には少し小さめのテーマがはっきりしている博物館が好きなようでした。
乗り物好きの兄弟なので、特に大宮の鉄道博物館、地下鉄博物館、東部鉄道博物館、四谷の消防博物館にはよく行きました。
その他、何度行っても飽きずに楽しめたのが、北の丸公園にある化学技術博物館。
こちらは小さな子でも楽しめる仕掛けやアトラクションがたくさんあり、仕組みの詳細まではわからないものの、色んな化学技術に興味をもつきっかけになりました。
最初に行ったときの記事はこちら↓↓
今は実験教室等も再開してさらに楽しめます!
時計の読み方、スケジュールつくり
時計の読み方は日常の中で時間を読む場面を増やした上で、公文の時計とドリルで一緒に学びました。
公文の時計は分が細かく記載されているので、自分で時間を合わせながらしっかり確認することができます。
一緒にくるくる回しながら概念を学び、それをドリルで確認していくようなかたちで基礎を学びました。
また、園で何時から●●活動、何時からお昼ごはん、と一日のスケジュールがホワイトボードに書いてあり、子ども達が時計を見ながら動いているのを見て、家にも取り入れてみました。
平日の予定は定型のものをつくり、休日は金曜の夜に長男自身に計画をたててもらい、自分で書いてもらうかたちにしました。
ホワイトボードでもいいかと思いますが、次男がいたずらして消してしまうので、A4の紙に書いてもらって壁に取り付けたクリアファイルにはさむ形式にしていました。
これでだいぶ基礎がつくれました。
絵具遊び
クレヨンやクーピー等でのお絵描きもよくしましたが、意識的にとりいれていたのが、絵具のお絵描きです。
色を実際に混ぜることができるので、黄色と赤をまぜるとオレンジ!白と赤を混ぜるとピンク!と実験をしながら絵を描くことができます。
色水遊びも楽しいですが、ダイレクトに絵具を混ぜる方がパレット一枚とバケツだけでできるので、準備も楽で気軽に始めることができました。
何よりこの時期の子どもの書く絵ってまだ具体物を真似して描くという意識がないため、味のある素敵な抽象画に出来上がることが多いです。
わがやでは額を購入して、子どもの絵を廊下や玄関にアート代わりに飾っています。
子どもも喜びますし、おうちに遊びに来てくれたお客さまは意外と子どもの絵とは気づきません…笑
お風呂で絵具遊びも気に入っていて、壮大な作品ができあがるのがいつも楽しみです。
子どもの興味に寄り添いながらなので、だいぶ偏りがあるかもしれませんが、年少さんの1年間で力を入れた知育関連の活動を取り上げてみました。
そろそろ年中が終わるので、近々年中編も書いてみたいと思います。