【幼児向け】都道府県を日常の中で楽しく覚える5つの方法
最近、都道府県にハマっている年少の長男。
2歳くらいから日常の中で色々な種まきをしてきたのが、今ひとつにつながってきているのを感じます。
わがやの認識としては、都道府県を覚えることは小学校等で学ぶ内容の先取り教育!というよりは、「受け取った情報をより深く理解し、興味を持つためのきっかけとなる知識を与えること」だと思っています。
それはひらがな等の文字の習得や四則演算も同じ。
結果的に小学校以降に学ぶことの先取りになるのですが、そういった知識は年齢に関わらず楽しく学べる範囲内でできるだけ与えてあげたいなと考えています。
大人も同様ですが、やはりもとから持っている知識の有無によって興味の幅と深さは変わってくるのではないかと思っています。
実際に長男はテレビのニュースを見て
「北海道でくまに会ってけがをした人がいるんだって!でも北海道は遠いから、東京にはくまは来ないよね?」
「秋田県で火事があったんだって!秋田県って雪が降って寒いんでしょ?なんで火事になるの?」
などなど聞いてきます…
ちょっと笑ってしまうようなことも多いのですが、子どもなりに一生懸命考えたり疑問に思うことが都道府県の知識と結びついていて、彼の興味の幅を広げているなと感じます。
今回はわがやで都道府県に興味を持ったり覚えたりするために、日常の中でしていたことをご紹介します。
スポンサーリンク
都道府県に関する絵本の読み聞かせ
これが一番の基本かなと思います。
やはり幼児には絵本から入るのが一番興味をひきます。
ただ内容が充実し過ぎていても難しくてわかりにくいので、幼児でもわかりやすく情報が厳選されているものを選ぶのがポイントです。
個人的に最初の1冊におすすめなのはこちら。
「えでみるにほんちずえほん」です。
わがやではこれを2歳前くらいからよく読んでいました。
最初の方はもちろんわかるはずないので
「この絵は何?そう!りんご!青森県っていうところでたくさんとれるんだよ」
という風に、図鑑のように特産物を中心に読んでいました。
3歳くらいになると都道府県名と形、場所、特産物をひもづけて確認しながら一緒に読んでいました。
それから地方の名前やその地方にはどんな都道府県が含まれるのかをクイズにしてみたりと長男が興味を持つように試行錯誤…
県庁所在地も記載されているので、新幹線にハマっているときは新幹線が停車するか、何の新幹線が停車するのかを一緒に調べたりもしました。
何冊か見た中で最初の絵本にはこちらが一番いい!と感じたのですが、廃盤なのかなんなのか入荷がほとんどないようです…
中古で見つけたらぜひ手にとってみてください。
定番ですがこちらもおすすめ!地方ごとに載っています。
世界地図はこちらのシリーズを愛用中。
野菜や果物の産地を意識する
これは私の母がよくやっていた手法を真似したもの。
「今日のごはん何ー?」と聞かれたら
「今日は、北海道でとれたじゃがいもとたまねぎ、千葉県でとれたにんじんを使ってつくったカレーライスだよ」と産地も一緒に教えます。
「千葉県ってどこだっけ?調べてみる?」
と聞くと、長男は一目散で絵本を取りに行き、場所を調べます。
「にんじんは色んな所でつくられているけど、千葉県は東京都と近いから東京のスーパーに来たのかもしれないね」などと、印象に残るように話します。
実家のリビングには必ず地図帳があって、私も母に聞かれてよくわからないと夜ごはんの前に地図帳をひらいて調べていました。
都道府県の名前や位置を覚えるのはもちろんなのですが、「これが千葉県のにんじんか…」と思うと、どんな味なのかな?他のにんじんと違うのかな?と興味を持って口に入れるので食育の側面もあったように記憶しています。
大きくなってからも地理には困らなかったので、母の手法を自分の子育てでも実践させてもらっています。
最近はふるさと納税も活用中。
りんごなら青森、さくらんぼなら山形、お肉は鹿児島等、有名な産地に寄付をして返礼品をもらっています。
届いたダンボールを見てどこから来たかを調べ、実際に食べてみて「やっぱり●●県の●●はおいしいね!」と嬉しそうに言っています。
日常の積み重ねの中で少しでも記憶に残るといいなと願っています。
スポンサーリンク
都道府県を歌で覚える
都道府県って数が多くてそもそも名前を覚えるのだけでも一苦労…
最初は場所はわからなくてもとりあえず名前を覚えられるといいかなと思い、都道府県の歌をよくかけていました。
わがやはアレクサでアマゾンミュージックの曲を流しているのですが、「都道府県 歌」で検索すると、色んなCDが出てくると思います。
都道府県に限らず、わがやは九九や国名や英語等も始めは歌のかけ流しをして耳から覚えています。
これは実際に学ぶ段階になるとスムーズに理解がすすむのでとてもおすすめ!
ちなみにわがやがかけ流しているのは「都道府県と県庁所在地をうたおう!」という曲です。
耳に残るテンポで県庁所在地と名産品が覚えられるのでおすすめ。
こちらのアルバムに収録されているのでCD派の方にはこちらがおすすめ。
アマゾンミュージックが聞ける方は曲名で検索すれば無料で聞けます。
★わくわく知育ソング!一緒にうたっておぼえちゃおう
関連記事はこちら
都道府県かるたであそぶ
ひらがなが読めるようになってくるとかるたも楽しいです。
簡単なつくりのもので良ければ100均でも買えてしまう便利な時代です…
(写真のものはダイソーで購入したもの)
読み札に書かれている文章はまだ難しいのですが、頭文字と都道府県の形をヒントにがんばって探していました。
読み札のわからなかった単語は後から一緒に調べたり、画像検索で写真を見たりしました。
ゲームになると子どもも楽しそうに覚えてくれるのでおすすめです。
情報が充実していてこちらもおすすめ。
日本地図パズルであそぶ
最近長男がずっとハマっているのがこちら。
「くもんの日本地図パズル」です。
こちらは47の都道府県を正確な形に再現したパズルです。
プラスチックの厚めのピースなので小さな子どもの手でもはめやすいです。
ピースには漢字で都道府県名が書かれていますが、ひらがなのシールが付属しており、それを貼れば、ひらがなしか読めない幼児でも問題なくパズルが楽しめます。
本来的には漢字の上にひらがなシールを貼り、漢字が読めるようになったら剥がすという仕様のようですが、わがやは漢字でもひらがなでも覚えてほしいなと思っているのでよみがなのように漢字の少し上の余白に貼っています。
将来的に兄弟で一緒に遊ぶときに、長男は漢字を見て次男はひらがなを見ながら一緒に遊べるようにという思いもあります。
地方ごとに色が分かれた基本ピースと全てベージュで統一された発展ピースの2種類があるので、段階的に都道府県の場所や形を覚えていくことができます。
長男はもとからジグソーパズルが大好きなので、こちらは大喜び。
2回基本ピースを完成させた後は発展ピースにチャレンジしていました。
ひまがあれば持ち出してきて、よくつくって遊んでいます。
日常の中で少しずつ種まきをしてきましたが、最終的にこのパズルで都道府県の名前とだいたいの場所と形を覚えることができました。
もちろん覚えたそばから忘れてしまうこともあると思うので、日常の中で都道府県を意識した取り組みを今後も続けていきたいなと思います。
スポンサーリンク