【スタジオ?出張撮影?】お宮参り・七五三で最高の写真を撮るための事前チェックポイント5つ
もうすぐ七五三の季節ということで、今回はプロのカメラマンさんに撮ってもらう写真撮影がテーマ。
子どもが生まれてから最初の1年目はニューボーンフォト、お宮参り、ファーストバースデーと3回。
その後は誕生日のときに1年に1回ずつ…と思っていたのですが、2歳差で次男が生まれ、長男の3歳の七五三写真も撮ってもらったので、今年もたくさんお世話になりました。
スタジオも出張撮影も両方利用していますが、今回は選び方やこんなところ事前にチェックしておくと効率的!というポイントについて書いていこうと思います。
★スタジオ撮影と出張撮影はどっちがいい?
まずお宮参りや七五三の写真をプロにお願いする場合、スタジオ撮影と出張撮影に大別されます。
どちらもメリットデメリットがあるので、以下を参考にそれぞれのご家庭の状況に応じて考えると判断しやすいです。
スタジオ撮影 | 出張撮影 | |
メリット |
・雨天でも影響なく撮影ができるので安心! ・撮影時間が1~2時間と長いのでゆっくり撮影できる。 |
・価格が格安! ・全てデータで納品してくれるので年賀状やアルバムに利用できる |
デメリット |
・料金が高め ・アルバムや拡大写真の購入がメインなので、データ納品を依頼すると割高。 |
・雨天の場合は撮影できるシーンや場所が限られる ・撮影時間は1時間弱と短め。 |
まずは衣装をどうするか、で選択が分かれるかなと思います。
着物と洋装(ドレスやタキシード)を複数着たいという方はスタジオ一択。
スタジオには貸衣装の品ぞろえも多く、実際に現物を見て合わせながら決めることができます。
逆に着物を購入する方や親の子ども時代に着たものを子どもにも着せたいという方は雰囲気がばっちりな出張撮影がおすすめです。
家族や子どもの自然な表情が撮れるのはもちろん屋外はやはり美しい光や背景のおかげでとても映える写真が撮れます。
また、着物を持っていない場合でも、産着や3歳児の着物は着付けが簡単なので、リーズナブルな着物の宅配レンタルサービスを使えば、たくさんの着物の中から好きなものを着て参拝に行くことができます。
出張撮影はスタジオ撮影に比べるとリーズナブルなので、あわせて着物の宅配レンタルサービスを使えば、スタジオ撮影と同等、それ以下の金額で屋外での臨場感溢れる美しい写真を撮ってもらうことができます。
次に、撮影を参拝と同日で行うか、別日に行うかで選択が分かれます。
ゆっくり時間をかけて色んな衣装の写真が撮りたい!という場合は、スタジオ撮影がおすすめ。
ただ、この場合は、とにかく前撮りにして参拝とは別日にすることを推奨します。
和服、本当に重いです。
お宮参りで着物を着て産着をかけた赤ちゃんを抱っこするのも疲れるし、七五三で子どもに着せた日には疲れで途中から不機嫌MAXになるのが目に見えてます。
参拝する神社と近接しているスタジオの撮影で短時間の撮影であれば別ですが、ある程度ゆっくり撮影をしたいならスタジオの場合は別日にするのがベストです。
前撮り撮影をしているスタジオもたくさんあるので事前に確認必須です。
着物を着るのは1回で全部済ませたい!おじいちゃんおばあちゃんが参拝当日に来るので、撮影を同日にしたい!という場合は出張撮影がおすすめです。
その場合、参拝前に40~50分ほど撮影してもらって、撮影が終わってから参拝に行くというのがスムーズです。
出張撮影の場合は衣装も1パターンでお着替えの時間がないので40~50分もあれば、親子で、子どもだけで、家族みんなで、と一通りの写真を充分な枚数撮ってもらうことができます。
後はお母さんが着物を着る場合、参拝当日だけ着ればいいのでとても楽。
別日に撮影するスタジオ撮影にすると2回着物を着る必要があるので、慣れていないと結構大変です。
★わがやの場合
わがやは毎年のお誕生日の記念撮影はスタジオ撮影、お宮参りや七五三などの参拝を伴うもの(+ニューボーンフォト)は出張撮影という風に分けています。
スタジオ撮影は背景や衣装を変えたくて毎回違うところで撮っています。
お宮参りは長男のときも次男のときも産着はレンタルでそれぞれのイメージに合う色を選び、私は自前の着物を着て、出張撮影をお願いしました。
おじいちゃんおばあちゃん達も集まったので、みんなの自然な表情をたくさん撮ってもらえてすごくいい思い出になりました。
★三歳長男の七五三で学んだこと
わがやは男の子ですが、今年3歳の七五三写真を撮りました。
関西の方では男の子も3歳の七五三をお祝いするそうですが、3歳と言えば女の子のイメージ。
わがやの場合は兄弟が2個差なので、長男が5歳の七五三のときに次男の3歳の七五三も一緒にやりたいと思っているのですが、長男は1回、次男は2回七五三をやるというのも不平等かなと…
そこで写真だけでもと思って記念に撮ってもらいました。
参拝の予定はなかったので今回はスタジオで。
そこでまず感じたのが、子どもにとって着物ってかなり体力を使うものなんだな…ということ。
3歳なので着物に被布というお稚児さんらしいスタイルでお願いしたのですが、やはり着物自体が重たい様子…
さらに足元が草履なのでフラフラしていました…
撮影が始まり、30分くらいはもの珍しさもありにこにこと撮影に協力してくれたのですが、だんだん疲れが出てきてつまづくようになり、「座りたい。脱ぎたい」との要望が。
5歳はさすがにもう少し体力がついていると思うのですが、3歳は着てるだけでも疲れてしまう模様。
特に女の子は着付け以外にもメイクやヘアセットもあり時間もかかるので、余計疲れやすいかもしれません。
さらに感じたのはスタジオでは和風の背景は限られるため、ワンパターンな写真になりがちということ。
いちおう和風の背景があるスタジオを選んだのですが、やはり洋風な背景に比べるとパターンが少なめ。
洋風な背景でも撮ってくれたのですが、背景によってはちょっとちぐはぐな感じは拭えず…
スタジオの場合は和風背景のパターンが多めのところを選ぶのが大切だと感じました!
2年後の七五三は、神社の色んな場所をバックに親族みんなが集まった素敵な写真を撮ってもらいたいなと思っているので、出張撮影にお世話になろうと思っているのですが、今回の長男の七五三撮影での気づきを生かして、3歳になる次男は夫にできるだけ抱っこしてもらって疲れないように気を付けようと思います。
★最高の写真を撮るための事前チェックポイント5つ
毎回わがやで気を付けている事前チェックポイントもご紹介。
カメラマンさんへの要望は具体的に
スタジオ撮影、出張撮影を問わず、カメラマンさんへの事前の要望は具体的にお伝えしています。
例えば
・思いっきり笑っている顔は1/4くらいで、顔がよく分かるはにかんだ表情のものを多めに。
・背景の場所の指定(鳥居の前で家族全員の写真を撮ってほしい、御手水、お賽銭のシーンを撮ってほしい等)
・手や足元、後ろ姿などの顔が見えないショットも入れてほしい(アルバムや年賀状に載せる時にバランスが良くなります)
要望は事前にまとめて伝え、当日に印刷しておいたものを渡すのもおすすめ。
子どもがいると自分達はそちらに気をとられてしまいますが、カメラマンさんが紙を見ながら漏れているシーンや背景がないかを確認してくれます。
カメラマンさん達はプロなので要望をわざわざ言わなくてもある程度はバランス良く撮ってくれますが、こだわりやここは外せない!というものがある方は事前に要望を伝えておくのをおすすめします。
予約の時間帯は午前中がおすすめ
子どものお昼寝の時間に合わせて、元気な朝のうちの撮影がおすすめです。
お宮参りのときは赤ちゃんの生活リズムに合わせてできるだけ起きていることが多い時間帯に。
とは言っても、赤ちゃんは寝ている時間が多いのでなかなか調整が難しいですが、寝ている寝顔も可愛いので、それはそれで素敵な写真が撮れると思います。
また、出張撮影の時は雨だと撮れる背景が限られてしまうので、カメラマンの方に相談して、もし午後の時間帯も空いていれば午後にずらしてもらう等のフレキシブルな対応をお願いすることができる場合もあります。
わがやは一度午前中に予約をいれていたものの雨が降ってしまい、カメラマンの方のご厚意でその日の午後に変更してもらったことがありました。
一緒に撮りたい小物を持っていく
その時、子どもが気に入っているおもちゃやぬいぐるみ、フォトプロップスなどの撮影用の小物を持っていくと思い出深くておしゃれな写真が撮れるのでおすすめです。
わがやは子どもが大事にしているぬいぐるみを必ず撮影に同行させています。
子どもとぬいぐるみの大きさの対比がどんどん変わっていくのを見れるので感慨深いです。
子ども用の撮影小物であれば、ガーランドは持ちにくいのでフォトプロップスがおすすめ。
ちょっと個性の出る写真が撮れます。
写真映えするお菓子を持っていく
これ、1歳くらいからはかなり重要です…
機嫌が悪くてどうしようもないときはやっぱりお菓子。
でもお菓子のパッケージが写真に写ってしまうと、写真の雰囲気が台無しになることも…
そのため、写真撮影に持っていくお菓子はパッケージや形状が可愛いものを選ぶのをおすすめします。
誕生日の撮影をするときは海外のお菓子や動物の形のお菓子、七五三のときは和風のパッケージのお菓子がおすすめです。
ちょっと大きなペロペロキャンディーや小瓶に詰めた金平糖なども写真映えするので、機嫌が悪くなったときのためにカバンに忍ばせておくと便利です。
次男の青い産着に合わせてお宮参りの時に持っていった長男用のお菓子。パッケージが和にも合うので便利。
とにかく子どもを疲れさせない!
これが最も重要。
撮影の前には原則予定を入れず(できれば前日も)、移動もできるだけ楽な方法でタイムラグをつくらないのが大切です。
頭の中で当日の家族の動きをシミュレーションして、親族が来る場合には事前に親族にも連携しておくとスムーズです。
わがやは夫が毎度当日のタイムスケジュールを作成して、親族に共有。
スタジオ撮影の場合は、衣装をどれにしよう!と親が迷っている間に、待っているのに疲れた子どもが不機嫌に…ということもよくある話。
事前にHPで準備されている衣装を見ることができるスタジオもあるので、だいたいの検討はつけてから、スタジオへ行くのがおすすめです。
とにかく子どもが疲れそうな要素がないかを考え、事前にある程度つぶしてから撮影に臨むようにするといいと思います。
それでも当日予想外のことが起きるから不思議なのですが…
★おすすめ出張撮影サービス2選
お宮参り、七五三については出張撮影押しのわがやなのですが、色々な出張撮影がある中で、
・定額でリーズナブル
・撮影枚数が多い!
・カメラマンの方のクオリティが高い
という点を鑑みたおすすめサービスを2つご紹介。
わがやと似た視点で選びたい方にはおすすめです。
スタジオ撮影であれば4~5万が相場のところが多いですが、出張撮影はもう少しリーズナブルで3万円前後あれば結構な枚数のデータをもらえます。
格安のカメラマンと直接マッチングするサービスも使ったことがあるのですが、上手で人気のあるカメラマンさんは結局値段設定が高く、もらえる枚数も少なめだったり…
格安料金でやっているカメラマンさんの中にも上手な人はいると思うのですが、写真を撮るのは上手でも子どもの相手に慣れていないカメラマンさんや神社のおすすめ撮影スポット等の知識があまりないカメラマンさんも…
きちんと審査を通っていて子ども相手に場数を踏んでいるカメラマンさんは、産着のかけ方をアドバイスしてくれたり、着物が綺麗に見える角度を工夫してくれたりと細かいところまでサービスが行き届いています。
一生に一度、失敗したくないイベントであれば、安心してお任せできるカメラマンさんのがいるサービスを選ぶのが個人的にはおすすめです。
Famm(ファム)
・データ75枚以上1時間の撮影で、平日19800円、休日23800円(税抜)のお手頃な定額料金(カメラマン指名料、交通費等込み)
・気に入らなかった場合の全額返金制度あり
・1人1人審査をしたこども撮影実績多数のカメラマンのみ採用
・天候不良によるキャンセル料はいつでも無料!
・自己都合(体調不良、予定変更等)によるキャンセルは48時間前まで無料!
fotowa(フォトワ)
・データ75枚以上1時間の撮影で、平日19800円、休日23800円(税抜)のお手頃な定額料金(カメラマン指名料、交通費等込み)
・気に入らなかった場合の全額返金制度あり
・こども・家族撮影に慣れているカメラマンが揃っており、カメラマンごとに口コミが掲載されているのでたくさんの口コミを参考にしながらカメラマンを選ぶことができる
・天候不良によるキャンセル料はいつでも無料!
・自己都合(体調不良、予定変更等)によるキャンセルは72時間前まで無料!
今回紹介したふたつのサービスは料金設定が同じでサービス内容も似ています。
違いとしては、Fammは自己都合キャンセルが48時間前まではキャンセル料無料となっており、かなりぎりぎりまでキャンセル料がかからないので、お子様の体調不良や親の仕事の都合による撮影キャンセルを心配する方はFammがおすすめ。
まだ比較的新しめのサービスなので登録されているカメラマンの人数はfotowaに比べれば少ないですが、審査にかなり力を入れているようで、各カメラマンのポートフォリオを見るとおしゃれな写真が多く、実績件数多数、経歴もきちんとある方が揃っています。
fotowaはカメラマンごとに撮影した写真の掲載数と口コミがたくさんあるのがポイント!
実際に色んな利用者の意見を見た上でカメラマンを選びたい!という方にはfotowaをおすすめします。
また、カメラマンの登録人数が多いので、希望の日時や場所がはっきり決まっている方はfotowaで検索をかけた方がたくさんのカメラマンさんの中からお気に入りの方を選ぶことができると思います。
ご家族の状況や好きな写真のテイストに合わせて、ぜひ好きなサービスを選んでみてください。
素敵な家族写真が撮れますように!
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