怒らない育児をするための3つの方法!わがやが実践している対策と親の心がまえ
さて、だいぶ難しいテーマに手を出してしまいました。
「怒らない育児」
正直そんじょそこらの仕事より格段に難しいです。
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まだ赤ちゃんのうちはただただ可愛いだけなのですが、ハイハイをして歩き出すとともに、だんだんと「こらー!!」と言いたくなる場面が増えてきます。
さらに自我が芽生えてくると、自分の機嫌次第でせっかく作った離乳食が入ったお皿をひっくり返し、牛乳をこぼし、スプーンやフォークを床に投げ捨てる。
ティッシュは出し放題。
棚の中身は全部出す。
親が選んだ服や靴下は着ない。
書き出したら枚挙にいとまがありません。
あれ、怪獣と住んでるんだっけ?(白目)
ってなります。
わがやの長男はそれでもだいぶ慎重派の性格でおとなしかったので、一般的には楽なほうだったのかもしれませんが、
床にはいつくばって長男が投げまくった野菜を拾っている私の頭の上に牛乳をじゃーっとこぼされたときはさすがに怒るのを通り越して脱力でした…
そして恐ろしいことに子どもって怒れば怒るほど喜ぶ傾向がありませんか?(うちだけ?)
2歳の長男は怒られるのが好きで、「おかーさん!●●くんが悪いことしてるよー!怒っていいよー!!」とおもむろにオムツを脱いで、フローリングの上でしゃーっとおしっこされたことも…
(これは次男が生まれてすぐの頃に頻発したのでかまってほしかったのだと思いますが)
わがやは悪いことや危ないことをしたときにきっちり「叱る」ようにしていますが、感情的になって「怒る」ことはしないように努力しています。
もちろん2歳児相手にこれが自然体でできる人は少数だと思います(もはや0なんじゃないかな…)。
そんな中でも理系夫と色々話しながら対策しているので、今日はその一部をご紹介。
1.子どもがなぜその行為をしたか原因分析する
はい、いきなり理系!というかロジカルな考え方。
そんなことする余裕あるかい!っていうのがほとんどのお母さん達の総意だと思います。
最初は私もそう思っていました。
全部に対して原因分析をする余裕はないと思うのですが、少しだけ余裕があるときに一番怒ってしまう子どもの行動についてぜひ一度考えてみてください。
(もちろん原因がない&わからないことも数多くあります。でももし原因が見つかったらラッキー!)
例えば離乳食を始めてしばらくすると、口に入ったものを「ぶー!!」と勢いよく吐き出していた長男。
最初は可愛くてもこれが続くとだんだんげんなりしてきます。
せっかくつくった離乳食も無駄に…
じーっとその様子を観察していた夫が
「スプーンの入り方が浅いときにブーってする確率が高い気がする…」
と一言。
意識して深めに入れるようにしてみるとブーが激減。
ブーをするのが楽しいというのが大前提だとは思うのですが、食べ物が浅めの位置に入っていてブーがしやすいというのも原因のひとつになっていたよう。
もちろん完全になくなるわけではありませんが、回数が減ってくれただけでこちらの心は平穏でいられます。
その行為に何か原因があるのではないかと立ち止まって観察してみる姿勢は意外と重要。
ネットで原因を調べてみるのも効果的!
原因がわかれば次の2に紹介する対策もたてやすいです。
2.子どもがその行為をしないように物理的な対策をする
はい、また理系。
でも対策方法が思いつけばこれが一番効果あります。
いくつか実践してみたことを…
★お皿をひっくり返す
→ひっくり返らない吸盤つきのお皿をつかう
★棚の中身をだす
→棚にベビーガード(100均とかでも売ってます)をつける、触られて困るものは手の届かないところにうつす
★スプーンやフォークを床に投げる
→床が汚れないようにビニールシート等でカバー。フォークやスプーンは複数準備し、いちいち拾いにいかない(投げたことを叱ることは忘れずに)。
複数あるスプーンやフォークの中から自分で使うものを選ばせることによって、納得して使うことができるので投げずに大事に使ってくれるというメリットも!
★寝室の電気を自分でつけたり消したりする
(スイッチが手の届く位置にあり、押すのが楽しくて全然寝てくれずに困っていました…)
→自作のスイッチカバーをつくって子どもがいじれないようにする。
※後日つくりかたも書いてみたいと思います。
前述したオムツ脱いじゃう事件については、やはり次男が生まれてさみしいことが原因と分析。
できるだけ長男とふたりきりの時間をとって以前より甘えられる時間をつくった上で、パジャマの上下をボタンで留められるもの(ユニクロのパジャマは全部そうなってるのでおすすめです)に変えて、自分で脱ぐのを防止する対策をとりました。
2歳児はまだ自分でボタンをはずせないので効果てきめん!
私が怒りたくなる回数は激減しました。
毎日忙しくて余裕がない中ではあると思いますが、時間が少しでもあるときにこの1と2の原因分析と対策を頑張ってみると、後々だいぶ楽になります。
怒らない自分になるのではなく、怒らずにはいられない今の状況を少しでも変えるという考え方です。
3、どうしても怒りたくなったら、自分は子どもの従者だと思おう
最後は精神論。
どうしても怒りたくなってしまったら、これは自分に与えられたお仕事だと思いましょう。
仕事中に理不尽なことがあっても、上司やお客さんに怒り狂う人はあんまりいないですよね。
給与ももらっているし、仕事では感情を持ち込むべきではないときちんと理解し実行できている人がほとんどだからです。
なので最終手段は、子育てを仕事だと思い込むこと。
私は歴史が好きなので、怒りたくなってきたら息子のことは殿だと思うことにしています。
言うなれば、私はわがままな殿の乳母。
「殿、スプーンはお投げにならないでくださいまし」
「殿、お野菜をブーしてはなりません!」
なんて言ってるうちにイライラはするけど、ちょっと笑えてきます。
その話をちらっと話した友人は、それ以来自分の娘ちゃんのことを「お客さま!」と呼んで、日々理不尽な要求に耐えていると言っていてふたりで笑いました。
ただの現実逃避ではあるのですが、ちょっとでも楽しく日々を送れたらいいなと思います。
イヤイヤ期の子どもの対応やワンオペ育児にげんなりしているお母さん達、一緒にがんばりましょう。
明日からの育児の参考になる部分があれば幸いです。
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