子供の褒め方の正解って何?頭良い!賢い!って言っちゃだめなの?
2歳も半ばを過ぎると、多少なりとも自意識というものが芽生えてくるのを感じます。
「この靴かっこいい?」
「みて!上手にできたよ!」
などなど、親に対しても褒めて欲しい、認めてほしいという感情が現れる場面も増えてきます。
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そんな中で気になったのが、理系夫が息子に言う「君は賢いね」「頭が良いね!」という褒め言葉。
うまく物事を理解できたときや、過去のことを正確に覚えていたりするときに使っているようなのですが…
育児書とかをそれなりに読んでいると、「頭が良い」などの言葉はできるだけ使わずに、子供が頑張った内容やそこまでの過程を褒めてあげるべしというのが多数。
「頭がいい」と言われて育った子供は、できない、わからないということに対する耐性がなくなりながちで、「頭がいい子」でい続けるために、自分ができそうな範囲のことにしかチャレンジしなくなる。
それに対して頑張った過程を褒められてきた子供は頑張ること自体に意義を見出せるので、大きなチャレンジができる子になるという考え方。
なるほどなるほどと思っていたので、理系夫にも上記の理由つきで「賢いね、頭がいいね、と褒めるのはあんまりよくないんじゃないか」と言ってみた。
ら、
「僕は何かできると親から「賢いね!」と褒めてもらいながら大きくなったおかげで、いつも自分は賢いんだと自信をもってポジティブにいられたよ。難しそうなチャレンジをするときも、自分ができなかったら他の人もどうせできないだろうからとりあえずやってみるかって思ってた」
圧倒的自信…!!
「もちろん自分より賢い人間がいることは成長すればわかるんだけど、小さい頃に自分の能力に自信をもてた経験って結構大事だと思うな」
とのお言葉…
まあ彼のいうことも一理あります。
ちょっと納得。
「僕は自信を持たせるために、息子達が賢い行いをしたと思ったときには、お前は賢い!と言って褒めるよ。君が過程を褒めるのが大切だと思うなら君はそうしてあげたらいいと思う。せっかく親がふたりいるんだから、何も同じアプローチをとらなくてもいいんじゃないの?」
それはそうかもしれない。
子供はそれぞれに違うし、性格や価値観によってどの言葉がその子の心の琴線に触れるのかは予測できない。
色んな側面から褒めてあげることで、そこに触れる確率は上がるんじゃないかという考え方です。
善悪とかマナーとかの話については両親の方針は揃っていた方がいいと思います。
でも褒め方の場合は、逆に父親と母親が同じ方針じゃない方が効果的なのかもしれないと思い、わが家ではそれぞれの褒め方で息子達に接しています。
息子は能力やら過程やら努力やらセンスやら…ありとあらゆることを褒められてとても嬉しそうです。
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